発熱

肺炎球菌ワクチン接種から三日目の朝、日に日に腫れが酷くなってきていたと思ったら37.8℃の発熱。
体が熱っぽく、特に刺入部周囲がかなり熱い。
この程度は副反応の範囲内だろうと思っていたが、夕方になり益々体は怠く熱っぽい。
刺入部をアイスノンで冷やして様子を見ていたが、結局38.8℃までなり、流石にこれ以上酷くなってはまずいと思い、時間外ではあったが病院に電話して受診した。
抗生剤と解熱鎮痛剤を処方してもらい帰宅。
子供は夫の両親に預けて休ませてもらった。
翌朝、熱は下がり刺入部の腫れも少し落ち着いた。
しかし、頭痛と倦怠感刺入部の痛みなどは続いている。
元々ワクチンへの感受性が高く、副反応は出やすい体質だが、不活化ワクチンでこの反応が出るとは予想外だった。
術後で体力的に落ちているとはいっても副反応のほとんど出ないとされているワクチンでこの反応は今後の薬物への恐怖心がどうしても襲ってくる。

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子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種

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胆石発作だった?

入院時から絶食と持続点滴が始まり、翌日CT造影・レントゲン・採血があり、更に翌日MRCP 、更に翌日胃カメラが行われた。
結果、膵嚢胞は2cm 程で膵菅との繋がりはなく経過観察は必要だが自然消失する可能性が高く、今回のような痛みを呈することはないだろうとのことだった。
胃は慢性的炎症はあるものの特に異常はなく、緩下剤で様子をみるとのことだった。
痛みの原因としては0.5cm の胆石発作が最も可能性が高く、今後も再発作を起こす可能性があるためウルソを内服して胆汁の流れを良くし経過観察してみようとのことだった。
ということで、食事が開始されて問題もなく、1週間の入院を終えることができた。
退院後約1週間に診察と肺炎球菌ワクチン接種を行った。
ウルソと緩下剤の内服は継続するよう勧められた。
肺炎球菌ワクチン接種後は刺入部周囲が赤く腫れ、痒みと痛みがある。
痒みは当日だけだったが、痛みと腫れは続いている。
体は熱っぽいが発熱はなく経過している。

患者力のすすめ 自己治癒力を高める42の知恵

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患者力

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がん患者力

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腹痛そして入院

退院後の外来受診でも問題なく、自宅のことも気になり、実家も近いので自宅に帰ることにした。
手術前から手術後と約2ヶ月余り、ほぼ夫の独り暮らし状態だったため片付けがいのある散らかり様になっている。
夫の実家での2世帯なので食事は義母が賄ってくれていて台所は比較的マシかな?
というか、台所をなんとかしないと生活できないということで水回りだけはできる範囲で片付けてやっと本来の生活に戻ることができた。
しかし、肺炎球菌ワクチン接種予定の前日、子供を寝かしつけるために横になった瞬間背中に激痛が走り身の置き場が無くなり、子供のビックリした顔を横目に見ながら息の止まるような痛みに耐えるしかなく、夫に病院へと連れていかれた。
病院に着く頃には痛みは背部ではなく右側の上腹部に移り内臓がヒクヒクと痙攣するような感じだった。
採血と点滴、腹部単純CT 、レントゲン腹部エコーが行われ、手術後の膵仮性嚢胞があること、0.5cm 程の胆石がひとつありCT 画像上胆嚢周囲に炎症所見があること、今のところ採血データには炎症反応がなく明日改めて採血してみること、精密検査と経過観察のために入院した方が良いということで入院することになった。
痛みは最初ボルタレン座薬25mg を挿肛したが効かずブスコパンの静脈注射で緩和した。
ペンタジンの副作用が強く出てしまう私には痛みが出たときの薬の処方が気が気ではないのだが、特に副作用もなく和らいだ痛みにほっとする。

「膵がん」と言われたら… (お医者さんの話がよくわかるから安心できる)

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ほんとの本物の発酵食品

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Dr.クロワッサン 簡単発酵食品で免疫力アップ

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療養生活

基本的には母が家事をしてくれているので洗濯物を干したり食器を洗ったり、ちょっとした手伝いをしながら子供の相手をして過ごしている。
朝は子供と一緒に起きて軽く庭を散歩してごはんを食べ保育園に送り出す。
夕方のお迎えまでゆっくり過ごしながらできることをして、子供が帰って来ると外で遊ぶのを見守り、頃合いを見て夕飯を食べさせ、仕事から帰って来た夫に
お風呂に入れてもらい寝かしつける。
自宅と実家が近いことで実家に家族揃って居候させてもらっている。
70歳になろうとする両親に甘えている自分が情けなく、本来親孝行すべきところを何もできないばかりか心配ばかりさせている。
そんなジレンマが焦りになり頑張ろうとするとお腹が張り背中が曲がり痛みが息を苦しくさせる。
今は生きているだけで親孝行。
目に見えて元気になってきていることがみんなを安心させる。
ひとつひとつ少しずつできることをして行こう。
自分に言い聞かせながら欲張りな自分を諌める。
退院から2週間、手術後1ヶ月の頃、地元の総合病院に外来受診した。
触診と問診だけで特に問題はないとのこと。
次の週に脾臓を摘出して免疫機能の低下が考えられるため重症化が懸念される肺炎球菌ワクチンの接種をするとのことだった。
手術後から痛んでいた歯の治療を術後の感染が心配とのことで伸ばしてきたが、ワクチン接種後には受診して良いと言われたのでほっとする。

カイテキオリゴ

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井藤漢方製薬 乳酸菌オリゴ糖 約10日分 2gX20袋

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カイテキオリゴ (3個セット)

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明治 おなか活力 タブレット 48袋入

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ヤクルト 青汁のめぐり 225g(7.5g×30袋)

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あなたの便秘がこれで治る!―オリゴ糖の新事実!

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転院そして退院

手術後1週間で地元の総合病院に転院し、経過観察と療養に入った。
食事は問題なく食べることができたが、腸の動きが悪くガスもたまりやすい。
食後は横になると手術部位が圧迫されていたくなるため座ったまま過ごすことが多かった。
また、腸にガスや便がたまりお腹はポッコリ、腸の動きがあると膵手術の辺りの痛みが強くなり、度々痛み止のお世話になった。
そのため、痛み止以外に下剤とガスの発生を抑える薬を定期的に内服することになり、腸蠕動による痛みの増強は無くなっていった。
病院での時間をもて余すと、病院の敷地内を散歩して外の風や陽の光に当たり少しでも体が元気を取り戻せるように努めた。
その甲斐あってか、順調に回復していった。
子供のこともあり、早期退院を希望していたため転院後1週間、術後2週間で退院して実家での療養に入った。
もうすぐ2才になろうとする息子とやっと一緒に過ごせるようになり、嬉しさと安心感が込み上げる。


東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル

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膵体~尾部・脾臓・脾静脈摘出手術後経過 2

術後3日目、再び中心静脈カテーテルからの痛み止が終了した。
ずっと続いているドレーンによる季肋部の痛みが徐々に強まっていくなかで、主治医から麻薬の持続皮下注射を提案された。
とにかく痛みがとれるなら何でも良いと応え、胸骨の辺りに刺入された。
薬が腹部から背部、腰へと広がっていく感覚と刺入部の痛み、知覚が無くなっていく違和感を暫くの間感じながら、徐々に痛みが楽になっていった。
ドレーンのチクチクとさ刺さるような感覚は続いていたが、痛みが和らいだ分、少しずつ動く事ができた。
術後4日目、ドレーンからの排液に膵液の混入がないと確認され、ドレーンが抜去された。
抜去時はなんとも言えない痛みと気持ち悪さがあったが、それまでのチクチクと刺さる感じも消え、痛みも楽になった。
しかし、今度は麻薬の副作用と思える目眩と吐き気が徐々に増してきて目も開けられず起き上がることも苦痛になり、麻薬の持続皮下注射を外してもらった。
数時間後、ようやく起き上がることができた。
すると、数回にわたって緑色の液体と唾液のような泡のようなものを嘔吐し、吐き気はかなりスッキリした。
その後、病棟内を2周歩く事ができた。
この日から食事も開始されたが、この日は食べることができなかった。
夜になり眠りにつこうとすると、硬膜外麻酔の効きすぎか口が開き舌根沈下のように気道が塞がり苦しくて目が覚めるということが繰返したため、硬膜外麻酔を止めてもらった。
翌朝まで痛みが増すことはなく、硬膜外麻酔も抜去してもらえた。
しかし、2~3日は薬の残ったような感覚が続いた。
術後5日目には洗髪をしてもらい尿留置カテーテルが抜去され、2日後の転院も決まる程順調に回復していった。
術後6日目、手術の映像を早送りしながら見せてもらった。
とても丁寧に処理しながらの手術に医師への感謝が込み上げてきた。
こうして順調に回復しているのはこのような丁寧さと配慮からだろうと思う。
この日、食事も問題なく摂れているため中心静脈カテーテルが抜去された。
術後7日目、食事も常食になり、自宅の近くの総合病院に転院した。


膵臓の病気 改訂新版 (専門のお医者さんが語るQ&A)

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膵臓の内視鏡外科手術

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がん健診のすすめ ―外科医が訴える早期発見・早期治療の大切さ

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腹腔鏡下脾臓摘出術 (消化器内視鏡下手術シリーズ―標準的手技を学ぶ)

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膵体~尾部・脾臓・脾静脈摘出手術後経過 1

手術後は鼻からマーゲンチューブが入っていて、酸素マスクがつけられ、右の頚部から中心静脈カテーテルが挿入されて補液と痛み止が滴下されていた。
背部には硬膜外麻酔が持続的に流入され、痛みの強い時にはフラッシュできるようになっていた。
腹部の左側からはドレーンが出ており、手術部からの浸出液が流出、そして、尿留置カテーテルが挿入されていた。
酸素により口の中や喉は酷く乾燥し、マーゲンチューブの違和感が刺激する。
長時間の手術のためお尻にチクチクと焼けるような痛みがあり、左肩にもなんとも言えない痛みがある。
腹部は傷の痛みよりもお腹の中が焼けるようなグリグリと押さえつけられるような痛みがあり身の置き場がない。
手術当日の夜、激しい吐き気に2度嘔吐した。
母が夜も付き添ってくれたおかげで、マメにうがいしたり、シーツのシワを伸ばしたりしてくれた。
翌日、看護師に誘導され数歩歩く事ができた。
酸素が外され、マーゲンチューブが抜去され、鼻から喉の違和感が少し楽になった。
しかし、鼻から喉、口の中の乾燥は著しく、何度うがいしても気持ち悪さは無くならなかった。
その日の夜も母が付き添ってくれた。
前日よりお互い眠れるつもりだったが、夜、中心静脈カテーテルからの痛み止が終わり、夜中には硬膜外麻酔も終わり、手術部の痛みが意識が飛びそうな強さで襲ってきたため、痛み止の座薬も効かず、当直医と主治医との間で薬の再開が決定されるまでの数時間、ずっと唸り続けていた。
痛み止の再開で痛みは我慢できる範囲になり落ち着いた。
しかし、息をするたびに横隔膜の辺りがチクチクと何かが刺さるような痛みがあり、だんだん息が浅くしか出来ず息苦しい。
血中酸素飽和度は問題ないがとにかく普通に呼吸すると針が刺さるように痛くて息苦しい。
レントゲンで確認してドレーンが当たっている可能性は低くとのことだったが、季肋部がピクピクと痙攣し、症状が強いため、少しドレーンをいじり、固定を調整してくれた。
糸で固定している範囲で出来るだけ引いてくれたせいか、少し楽になった。
母は睡眠不足になり、その日の昼過ぎ帰宅した。


科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2013年版: 構造化抄録CD-ROM付

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がんを生き抜く

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手術当日

朝8時に手術室に入室。
左手に点滴を刺し、硬膜外麻酔が行われた。
マスクが当てられて私は眠りに落ちた。
次に目覚めた時は覚醒時の薬でアレルギー反応が出たという説明だった。
説明を聞くか聞かないかくらいの時に体が震え出し再び眠りに落ちた。
再び目覚めた時は部屋に移った時で、既に夜の10時頃だったらしい。
後日、手術のVTRを視ながら説明を受けると、その技術の高さと丁寧さに感動させられた。
先ずは腹腔内視鏡で腫瘍のない切除予定の周辺を剥離しながら、徐々に腫瘍に向かって膵臓を剥離して行き、腫瘍近くになるにつれて癒着が酷くなったため脾臓の摘出準備と脾静脈等の血管を処理、切除して脾臓の切除を先に行っていた。
切除の際には膵液漏予防や膵臓切面の治癒促進になるドレッシングガーゼで包み込んで自動縫合されていた。
次に、腫瘍と脾臓を取り出すための開腹を先に行い膵臓の背部側の癒着が酷い面の剥離を開腹部分から直接と内視鏡機器の併用で行い摘出していた。
執刀医師には感謝してもしきれないくらい患者想いの内容だった。

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がん活力

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