消えない陰

ちょうど1年前の今頃、膵内分泌腫瘍摘出後の合併症仮性膵嚢胞の治療で入院した時に肝臓に陰があると指摘され肝転移だと言われた。

手術日が決まり入院の数日前になって術前検査の結果で陰が薄くなってきており、転移ではなく血流障害の可能性が高いとのことで手術が中止となり経過観察になった。

血流障害であれば吸収されて陰も徐々に消えるだろうとのことだった。

しかし、1年たった今も陰は消えず薄くもなっていないらしい。

画像診断上は血流障害と出ているが、腫瘍の体質上転移じゃないとは言えないとのことだった。

1年間変わらずにあることでむしろ転移の可能性が高まっているのかな?

と思うような主治医のコメントに不安が強くなる。

腫瘍の成長が遅いのは良性だからと考えても転移ともなると原発の腫瘍より悪性度が高い気がしてしまう。

これが取り越し苦労であることを願うばかりだ。