転院そして退院

手術後1週間で地元の総合病院に転院し、経過観察と療養に入った。
食事は問題なく食べることができたが、腸の動きが悪くガスもたまりやすい。
食後は横になると手術部位が圧迫されていたくなるため座ったまま過ごすことが多かった。
また、腸にガスや便がたまりお腹はポッコリ、腸の動きがあると膵手術の辺りの痛みが強くなり、度々痛み止のお世話になった。
そのため、痛み止以外に下剤とガスの発生を抑える薬を定期的に内服することになり、腸蠕動による痛みの増強は無くなっていった。
病院での時間をもて余すと、病院の敷地内を散歩して外の風や陽の光に当たり少しでも体が元気を取り戻せるように努めた。
その甲斐あってか、順調に回復していった。
子供のこともあり、早期退院を希望していたため転院後1週間、術後2週間で退院して実家での療養に入った。
もうすぐ2才になろうとする息子とやっと一緒に過ごせるようになり、嬉しさと安心感が込み上げる。


東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル

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