手術当日

朝8時に手術室に入室。
左手に点滴を刺し、硬膜外麻酔が行われた。
マスクが当てられて私は眠りに落ちた。
次に目覚めた時は覚醒時の薬でアレルギー反応が出たという説明だった。
説明を聞くか聞かないかくらいの時に体が震え出し再び眠りに落ちた。
再び目覚めた時は部屋に移った時で、既に夜の10時頃だったらしい。
後日、手術のVTRを視ながら説明を受けると、その技術の高さと丁寧さに感動させられた。
先ずは腹腔内視鏡で腫瘍のない切除予定の周辺を剥離しながら、徐々に腫瘍に向かって膵臓を剥離して行き、腫瘍近くになるにつれて癒着が酷くなったため脾臓の摘出準備と脾静脈等の血管を処理、切除して脾臓の切除を先に行っていた。
切除の際には膵液漏予防や膵臓切面の治癒促進になるドレッシングガーゼで包み込んで自動縫合されていた。
次に、腫瘍と脾臓を取り出すための開腹を先に行い膵臓の背部側の癒着が酷い面の剥離を開腹部分から直接と内視鏡機器の併用で行い摘出していた。
執刀医師には感謝してもしきれないくらい患者想いの内容だった。

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