手術説明 - takotam's diary

手術２日前、これまでの検査結果の概要と手術説明が行われた。
腫瘍は7～8cm で大きくステージT3 になり転移や湿潤は確認されていないが悪性に準じた手術形式になるため膵臓の体部～尾部、膵動脈、脾臓、周辺のリンパを切除するとのことだった。
また、従来の開腹手術だと傷が大きく侵襲も強いため腹腔内視鏡と開腹の併用で行うつもりで、手術時間は開腹だけだと5時間くらいだが内視鏡を使うため7時間くらいを予定しています。手術の実際によっては開腹手術になることもあります。とのことだった。
そして、今回の入院に至った痛みの原因についてはMRI 造影の画像をみると腫瘍の中に血液が播腫したように黒い塊がいくつもあり、毛細血管が弾けてできた可能性があるので今回の強い痛みは比較的大きな血管が弾けたのではないか推測していると説明してくれた。
この推測はとても納得がいく説明だった。
思い起こせば、今回の痛みの部位である心窩部(当時は胃だと思っていた)～背部の痛みは１０年程前からちょくちょくあり、整骨院に行ってほぐしてもらっても５分しないうちに戻ることも多かったのだ。背部の痛みが続き歯が浮くような痛みが出て歯医者に行っても虫歯はないということもあった。
兆候はあったのだ。
しかし、健診や人間ドックに引っ掛かることはなく今回に至っている。
それでも、検査上転移等なく手術できるのはラッキーなのだと思って手術に臨みたい。