疼痛コントロール

突然の腹痛で入院してからずっと季肋部や背部の痛み、時々腸動の痛み等等、痛みとのお付き合いが始まった。
最初は疼痛時屯用のボルタレン座薬(25mg)を6時間以上間を空けて使用するよう指示を受けて使っており、それでも痛みが続く時はペンタジンの筋注であった。
しかし、ペンタジンは作用よりも副作用の方が強く、吐き気・めまい・頭重感で痛みを我慢する方がいくらもマシと思うほどのキツさだった。
以来、屯用はカロナール錠が出たが効果はなく、トラマールはペンタジンよりはマシだったが同じような副作用があり、と、なかなか上手くコントロール出来ずに我慢することが当たり前になっていた。
とは言え、ボルタレンの効果はあるので私が我慢していた痛みはほんの少しの痛みとも言える。
そんな中、いよいよ外科を受診し、これまでの検査結果や手術について詳しく説明を受けたのと同時に、痛みについての話になった。
外科の主治医は今までで一番説明が的確で分かりやすく、頼もしかった。
これまでの曖昧な処方ではなく、きっぱりと
悪性とは言えないが悪性に準じた薬にして痛みを我慢する必要はないと言ってくれた。
そして、オキシコンチンとオキノームを処方してくれ、それに伴う副作用に対しても薬を処方してくれた。
おかげで痛みからほぼ解放された。


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